みなが人生にYESと言える社会のはじまりに、自分がなる(2017.12.14NPO法人DNA「未来の教室」ふりかえり)
同志のNPO法人DNAが行う高校生向けキャリア学習プログラム「未来の教室」に参加してきました。今回は、群馬県立桐生女子高等学校の200名のみんな。
今回のテーマは「進路選択」でした。自分自身も、進路選択をしようとする当事者として、一緒に「したいこと」を探求しました。
(人間生きていれば毎日が進路選択でしょう?)
私が直接相手にしたのは5人で、反省はいろいろあります。
しかし、高校生の眼差しに光が宿る瞬間が何度かあって、振り返ってみれば、成果は良好だったのかな、というのが私の個人的な感覚です。 200名を受け止める大きな器をつくった皆のおかげですね。
今回、そんな場だったからこそ、思ったことがあります。
遠からぬ未来に、彼女らは社会に出ていくわけですが、その時に「社会って、大人って、働くって、こんなもんか」と思わせたくないなあ。
受け皿の話です。どういうことかと言うと、
私たち大人が、彼女らに対して自分のしたいことをする人生を歩むように励ましたり、応援しようとするのは、結構なことです。
ただ、それは本当に実現可能なものだと彼女らが信じられる社会を、私たち大人はつくることができているのでしょうか。
詰まるところ、私たち大人自身が、したいことする人生を歩めているのでしょうか。
今は難しくても、歩もうとしているのでしょうか。
私はその問いに対して「YES」と言えるような自分であり続けようと決意を新たにしました。
そんなことで、若者の受け皿を、きちんと整えていくための「大人の学び直し」の必要性も、強く感じたところです。
社会にこれから出たばかりの人が一生懸命考えているのに、その受け皿になる大人たちが思考停止していて、辛い思いをしたケースをいつくか知っていて、その時私は自分の無力さに苛まれたりするのですが…
今回ご縁のあった高校生たち全員が「大人って、社会って、働くことって、こんな楽しいのか。ずるいな!」と思える社会をつくって、待っていられるように
私たち大人が楽しんで生きましょー。
関係の皆さん、お疲れ様でした。
心から、ありがとうございました。
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なお、今回つくった、学生たちとの関係をつくるための、紙芝居はコチラです。
■NPO法人DNA
最近サイトがかっこよくなった。俺も出てるよ!
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