鈴の音を聴く

ほんと、人や自分と関わる上で大切なことはこれに尽きます

ベルの音を聴く
聴こう 聴こう
この素晴らしい音色を
それが取り戻させてくれる
ありのままの私を
  
大きな声で、べらべらどっちでもいいことを喋ってたら鈴の音が聞こえねーでしょ

これはティクナットハンというベトナム出身の禅僧による詩です。私のソウルマンであるマーティンルーサーキングつながりで知りました。

この詩は、群馬県出身の星野富弘さんという詩人による「鈴のなる道」と合わせて読むと、さらに力が出ます。鈴がどこにあるかを教えてくれます

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星野富弘さんの『花の詩集画』より・・・~鈴の鳴る道~  車椅子に乗るようになってから12年が過ぎた。 その間、道のでこぼこが良いと思ったことは一度もない。 ほんとうは曲がりくねった草の生えた土の道の方が 好きなのだけれど、脳味噌までひっくりかえるような 振動には、お手あげである。 だいいち、力の弱い私の電動車椅子では止まってしまう。  車椅子に乗ってみて、初めて気がついたのだが 舗装道路でも、いたるところに段差があり、 平らだと思っていた所でも、横切るのがおっかないくらい 傾いていることがある。 ところが、この間から、そういった道のでこぼこを 通る時に、ひとつの楽しみが出てきた。  ある人から小さな鈴をもらい、私はそれを 車椅子にぶら下げた。手で振って音をだすことが できないから、せめて、いつも見える所にぶらさげて、 銀色の美しい鈴が揺れるのを、見ているだけでも 良いと思ったからである。 道路を、走っていたら、例のごとく小さなでこぼこがあり 私は電動車椅子のレバーを慎重に動かしながら そこを、通り抜けようとした。 その時、車椅子につけた鈴が「チリン」と鳴ったのである。 心にしみるような澄んだ音色だった。 「いい音だなぁ」  私はもう一度その音が聞きたくて、引き返して でこぼこの上に乗ってみた。 「チリーン」「チリーン」 小さい音だったけれど、ほんとうに良い音だった。 その日から道のでこぼこを通るのが楽しみとなったのである。  長い間、私は道のでこぼこや小石を、なるべく避けて 通ってきた。そしていつの間にか、道にそういったものが あると思っただけで、暗い気持ちを持つようになっていた。 しかし小さな鈴が「チリーン」と鳴る、たったそれだけのことが 私の気持ちを、とても和やかにしてくれるようになったのである。 鈴の音を聞きながら、私は思った。 ”人も皆、この鈴のようなものを、心の中に     授かっているのではないだろうか ”  その鈴は整えられた平らな道を歩いていたので

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