【火おこし理論】あなたの心は種火、人生はろうそく



火おこし理論

というのがあります。

ありますというか、いつかのバーベキューの時に、いやいやながら、火起こし担当した時に気づいたことです。



このことを要約するならば、こうです。

トップダウンではなく、皆の参加によって変化を起こしていくことは、「火おこし」と似ている。



①火を延焼させたいならば、乾いた木から火をつけること。


必要な問いはこうです。

もしロウソク一本しかもってなかったら、次にどこに火をつけるか?


ロウソクは伸ばせません。時間、人、お金は限られています。

乾いた木を選んで、丁寧に火を広げていきましょう。

その選択を誤ると「私の心の中にある変化の種火は、弱いんだ。私がダメなんだ」と、自己否定をしてしまいます。私が何度も陥ってきたことです。

変化が起こらないのはあなたの想いや能力が足りないのではなく、ただの戦略ミスです。

乾いた方から、徐々に延焼させていきましょう。

「火おこしのためのチーム」も、中心に行くほど乾いており、温度は高くなるような設計にします。

②湿った木を近づけてはいけません。


上の絵からもわかるように、あなたの心の種火を消そうとするびちょびちょな人と過ごすことは、すぐにやめるべきです。

それは、その人に火がつくことを諦めることではありません。


あなたが直接、火をつなくてもいいのです。火の連鎖の中で、徐々に乾いていけばいい。どこかで火がつけばいい。
実際のところ、離れたらそれっきりかもしれません。でも、しばらくしてから、その人が乾いて、火がついたら、また仲良くできるでしょう。

③フーフーしよう

乾いた木に火がつき始めたからといって、放置してはいけません。

フーフーしましょう。

きちんと変化を育てて、勝手に延焼していくように、定期的に薪をくべたり、新鮮な空気を送り込んであげてください。


ただし、薪をくべすぎたり、フーフーし過ぎると、火は消えますよ。

④あなたの心は種火、人生はろうそく

これは①〜③のまとめ的なものですが、火おこし理論は、自分の人生を意味あるものにするための知恵と言ってよいと思います。

あなたの中には必ず変化の種火が、あります。必ずあります。

ただ、それを見つけて、育てるためには、選択が必要です。人生の時間は限られているからです。

いのちはロウソクみたいなもので、その一秒一秒を、誰と時間を過ごすかを、自分の意思で選択しなくてはなりません。


そのためには、自分のための時間をつくって、心と向き合い、自分にウソをつくことを止めなくてはなりません。ガマンも必要ありません。

ウソとガマンは、火に水をかけることです。


大切な限りあるロウソクを、大切なことのために使ってください。


そしてそれは、いつか、ではなく、いまです。

準備ができたら、条件が整ったら、あたまで理解ができたら、ではありません。
いま、はじめる。いま、おわらせる。
もし心がうごいたならば、次に手と足が動かしてください。

私は、私を気にかけてくれて、自分の内側に芽生える希望やワクワクを感じてくれたり、自発的に変化を起こそうとしたりしてくれる人のために、このロウソクを使いたいです。ふかい敬意と感謝をもって。

実際に、火おこししてみて、観察してみることをおすすめします。それで気付いたことをぜひ教えてください〜

まだ語られていない物語は何ですか

ご覧いただきありがとうございます。反町キヲイチロウのブログです。群馬ローカルのママチャリで行ける範囲で、参加型の場づくりを練習しています。

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